寒くなってきたり、暑くなってきたら洋服の衣替えをしますよね。
学校や会社で衣替えの日が決められているところもありますが、そうでない人はいつから夏使用にしていいのか、いつから冬仕様にしていいのか迷ってしまいますね。
特にスーツの衣替え時期の判断は難しいのではないでしょうか。
今回はスーツでお仕事をしている人であれば一度は迷うであろうスーツの衣替え時期についてご紹介いたします。
スーツの衣替えに適した時期とは?
世間でいう衣替えの一般的な時期は、夏服が6月1日から、冬服が10月1日からです。
ですがそれはあくまでも世間一般で見た時の衣替え時期。
ここ何年かは異常気象で、6月の時点で暑かったり寒かったり、10月になってもまだ暑かったりしてなかなかタイミングが分かりにくいですよね。
春から夏にかけて衣替えするときは、25℃が3日以上続いたら。
逆に冬物に衣替えするときは25℃以下が3日以上続いた時が目安と言われています。
スーツにもいろいろ種類があって夏物、冬物、オールシーズンがあり、それぞれを活かした違いがあります。
夏物、冬物、オールシーズンの3種類別で見ていきましょう。
・夏物スーツ
熱がこもらないように通気性がよくなるよう作られており、生地が軽くて織り方も粗いものが使用される。
重さにすると約230グラム前後。
主に使われる生地はモヘア、麻、綿など。
モヘアとは、アンゴラ山羊から採取した羊毛のことです。
・冬物スーツ
空気をため込み逃がすことなく暖かくなるように作られており、生地が厚くて織り方もきめ細かく重いものが使用される。
重さにすると約260グラム以上。
主に使われる生地はカシミア、ラクダなど。
・オールシーズンスーツ
オールシーズンスーツはその名の通りオールシーズン着用できるスーツで、特別決まったつくりや生地はありません。が、比較的に夏でも冬でも使用できる生地で重めのウールが使われていたりすることが多いです。
重さは約260グラム。
オールシーズンスーツを選ぶときは背中に裏地のある総裏仕様がおすすめです。
衣替えをする際に気を付けたいスーツのしまい方
さて、いよいよ衣替えをするぞ!となった時、スーツのしまい方に迷ったことはありませんか?
とりあえずクリーニングに出してそのまましまっておけば・・・そうした結果次の衣替えでクローゼットから出したらカビが!
クリーニングに出してもそのままではダメなのです。
せっかくなので正しい収納方法を身につけましょう。
〇クリーニングに出して戻ってきたら、ビニールを外し、風通しの良いところで半日から一日陰干しをする。
クリーニング屋さんでつけてくれるビニールは湿気がこもりやすく、そのままクローゼットに収納してしまうとカビの原因になってしまいます。
〇不織布など、通気性の良いカバーをかける。
湿気がこもってしまうとカビの原因になってしまうので、なるべく通気性をよくすることが大事です。
カバーをかけてスーツとスーツの間は少し隙間に余裕があるように収納しましょう。
ギュウギュウに詰めてしまうとせっかくの不織布が無駄になってしまいます。
〇ハンガーもこだわる。
ハンガーにもいろいろ種類がありますし、お値段もピンキリですよね。
スーツのハンガーはなるべく方に丸みを帯びているものを使うのが型崩れしない収納のコツです。
最近はスーツハンガーというスーツ専用のハンガーもあったりしますし、スーツの上下はもちろん、帽子からネクタイまで一つに収納できる優れものアイテムもあります。
ですが、これはあくまで使い勝手を優先したものなので、衣替えで長期間収納するスーツよりも普段着るスーツを収納するのに適しています。
まとめ
スーツといってもしまい方ひとつで次のシーズンに着れるか着れないか、も変わってきてしまいます。
スーツも安い買い物じゃないのでできるだけ綺麗に収納してまた次のシーズンに気持ちよく着たいですね。