海外へ渡航している最中に風邪をこじらせると、なんだか不安になりますよね?
日本であれば、何も考えずに病院へ行けばいいはなしですが、まず自分の置かれている状態を話さないといけません。
また、そこで処方される薬が体に合わない可能性もあります。
効果が強すぎるといった話はよくあります。
そこで今回は渡航先でかぜをひいた場合の対処法についてご紹介します。
海外で風邪をひいた場合の治し方について
・病院へ行く
症状が重い場合は無理せずいった方がよいでしょう。
日本にいる場合も同様です。
ただし、海外の場合はある程度下調べをしてから病院へ行くべきでしょう。
とんでもないヤブ医者にあたりたくないですからね。
クレジットカードに海外でのトラブル相談対応してもらえるデスクサービスが付帯されている場合は、そこへまず電話しましょう。
オペレーターがあなたに代わって近隣の病院を探してくれるはずです。
以下はホテルなどの宿泊先でもできる風邪の対処法です。
・市販薬を常備する
日本で使っている風邪薬を持っていくのが1番安全です。
大きな瓶に入っているとさすがに邪魔なので、チャック式の袋に入れるのも1つの手です。
また風邪以外にも、水や食べ物による下痢も侮れません。
正露丸はいつでも飲めるように持っておきましょう。
便意を催したとき、目の前にトイレがあるとは限りません。
・ホテルのエアコンを切る
エアコンが入っていると、乾燥しがちです。
喉の潤いを奪わないためにも、最低限寝るときはエアコンのスイッチを切るように心がけましょう。
この際、マスクは必須です。
・首回りを温める
マフラーやタオルで首を巻くことで、のどの保温効果が期待できます。
風邪をひいているときは特に冷やさないように気を付けましょう。
海外で風邪をひいた場合の食事について
その国によりますが、各国でも日本のおかゆのような病人食は存在します。
例えば、アメリカではチキンスープを食べます。
日本なら健康な時に食べるものととらえられると思いますが、野菜や鶏肉、ニンニク、ショウガが入ってるので、栄養が非常に豊富で風邪にも効果的です。
また、炭酸飲料も効果的と言われています。
日本ではあり得ませんが、アメリカの医者はスプライトやコーラを飲むよう勧めます。
コカ・コーラであれば大概の国に売っているので、試してみる価値はありそうです。
イタリアでは風邪をひいたときにリゾットを食べます。
おかゆよりも味付けがしっかりしていておいしそうですね。
海外で風邪をひいた場合の保険について
海外で風邪をひいた場合には基本的に保険はおります。
しかし、渡航前に注意しておきたいことがあります。
それは渡航前に通院してしまうと、保険がおりない可能性があるということです。
それではガンになってからガン保険に入るようなものです。
保険会社としてもこういった人に保険金は支払いたくないですよね?
「通院をしなかったことにすればいいんじゃない?」と思った方もいると思いますが、それは不可能です。
保険会社もバカではないので、きちんと通院歴を調べます。
そのため、書面や口頭でいくら通院していないと言っても、記録が残っていればアウトです。
どれだけごねても保険金はおりないと思って良いでしょう。
渡航前でかつ健康な状態で保険に入るというのが、風邪で保険適用を受けるための条件です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
国内であれ海外であれ、風邪をひかないことに越したことはありませんが、やはり慣れない環境だと体調を崩しがちです。
そんなときも慌てないで済むように、渡航前の段階でできる準備はしっかりしておきたいものですね。