朝起きたら喉が痛い、頭痛が、熱が・・・。
こんな日って、誰でもたまにはありますよね。
休みの日であればまだしも、平日だったらどうされますか?
今回は、風邪をひいた際に無理して出勤をすると周りにどんな迷惑がかかるのか、そして休む目安や休む際のポイントについてご紹介します。
「休む」と言うと、あまり良いイメージはありませんが、時と場合によっては、それがかえって職場のためになることもあります。
風邪だけど無理して出勤するのはかえって迷惑?
個々人が考える休む基準と、会社が考える休む基準は必ずしも合致するとは限りません。
「今日は無理だ・・・」と思って、上司に連絡しても、「電話する元気があるなら、出勤しろ!」というところも少なからず存在します。
大体、こういう上司は、だからといってメールで送ると、「なんでメールで欠勤連絡をするんだ!」という逆鱗に触れることになりそうですよね笑
要は、「休むことが許されない職場環境」だということにほかなりません。
残念ながら、こういった企業はブラック度が少し高いと思ったほうが良いでしょう。
職場環境がどうであれ、基本的に風邪のひきはじめの段階で有給を取るなりして休むことをおすすめします。
なぜなら、ひきはじめの段階で休養に専念すれば、治癒が早くなるからです。
逆に、無理して出勤したらどうなるでしょうか。
通勤と業務で体力を消耗するので、ひきはじめから本格的な風邪に移行する可能性が高いです。
激務をこなしているうちに風邪が治ったという方もたまにいますが、全員には当てはまらないと考えてよいでしょう。
そして、注意力と集中力が散漫になるので、生産性が落ちます。
つまらないところでミスを犯す可能性が高まるということですね。
さらに症状が悪化して、解熱剤を使わないと仕事にならない状態になってしまうと、治るまでの期間が長期化し、注意散漫かつ生産性の低い状態も長期化します。
その患者の周りで仕事をされている方々は、いつ風邪を移されるか戦々恐々としているはずです。
これが果たして雇用者と労働者にとって、一体どんなメリットをもたらすのでしょうか?
患者自身のみならず、周りの人にまで風邪を移して迷惑をかけるぐらいなら、潔く早期に休んでしまうのも1つの手です。
根性で乗り切るにも限度があります。
風邪で出勤するか休むかを決める目安
まず熱が出た時は、要注意です。
平常時の体温にもよりますが、38℃を超えると、大多数の方が欠勤する傾向にあります。
また、せきやくしゃみ、鼻水といった症状がひどい場合も欠勤を検討したほうが良いでしょう。
こういった症状が出た時は、体内の免疫がウイルスと戦って、積極的にウイルスを排出している最中です。
そんな時に風邪薬をむやみに服用すると、治るまでの期間が長くなってしまいます。
そして、四六時中せきやくしゃみ、鼻をすするなどしていると、周りからしてみればやはり耳障りです。
他のメンバーの集中力を奪わないためにも、休んで治すことに専念しましょう。
風邪をひいた際の欠勤連絡について
欠勤の連絡を入れる際は、原則電話でしましょう。
メールでの欠勤連絡も認めている企業はありますので、そこは事前に確認することをおすすめします。
上長への連絡はもちろん、同じ部署内のメンバーへの連絡も忘れてはいけません。
あなたの仕事を外のメンバーが分担して行うことになるので、残業をさせてしまうかもしれません。
謝罪も兼ねて、引き継ぎ事項をメールや電話で行いましょう。
また、声が出るのであれば謝罪だけは電話でするほうが心証は良いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
欠勤するか否かの基準は、あなた自身の状態だけではありません。
出勤を強行することで、周りのメンバーにどんな迷惑がかかるかということをイメージすると、実は休んだほうがかえって職場にとってメリットだったりします。
特に営業職であれば、虚ろな顔して咳やくしゃみをしながら客先に訪問したら、きっとお客さんから見たあなたの印象は良くないでしょう。
「早く帰って欲しい」というのが本音だと思います。
風邪を悪化させる前にしっかり体を休め、最短最速で職場復帰を目指しましょう!
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