今までの努力が試されるセンター試験。
たった2日間で合否に大きくかかわると思うと誰もが緊張することでしょう。
そこで今回は、そんなセンター試験当日に覚えていてほしい心得についてお伝えします。
センター試験当日の心得
・余裕を持って会場へ行く
これは必須です。遅刻してしまっては元も子もありません。
会場まで電車で行く方はそれほど気にすることはありませんが、バスで行く場合は輸送力の都合上、受験生でごった返す可能性があります。
1,2本バスを見送っても試験に十分間に合うスケジューリングを徹底しましょう。
また、電車も人身事故や積雪などの突発的な事象による、輸送障害が起きる可能性があります。
受験生の大半が試験会場にたどり着かないとなれば運営側も無条件で何かしらの救済措置をとるはずです。
しかし、上記トラブルによって試験開始に間に合わなかったのがわずか数名程度だったらどうでしょう?
予備日の受験を求めるならば、まず事情を説明するところから始まるはずです。
これではもう試験どころではありません。
そうでなくとも重圧感で頭がいっぱいになっているときに、余計なタスクを増やすのはリスキーだと思ってよいでしょう。
前日のうちから、積雪が予報されているのであればいっそのこと試験会場の近くのホテルに泊まるのも1つの手です。
宿泊にかかる出費と、志望校の合格を天秤にかければきっと後者に軍配があがるはずです。
あなたの努力は、そんなに安いものではありません。
センター試験当日の持ち物と弁当について
受験票だけは何があっても忘れないようにしましょう。
最悪、筆記用具はコンビニで買えば何とかなります。
受験票は再発行できたとしても手続きをする必要があるので、面倒くさいです。
試験当日、試験以外のことでハラハラすることを避けるためにも、受験票だけは家を出るタイミングで今一度確認しましょう。
あとはお金です。
いやらしい話ですが、お金があれば大概の問題は解決されます。
例えば電車やバスが動かなくなったとき、お金があれば、スマホのGPSを使って現在地までタクシーを呼び寄せることができます。
仮にお弁当を忘れても、近所のコンビニで調達できます。
「あといくらしかない・・・」などと考えずに済むようお金は余裕を持たせた方が安心です。
そして、スマホです。
万が一、会場を間違えて遅刻することが確定した場合、運営側に速やかに連絡しましょう。
連絡先は受験票に書いてあるはずです。
事前に電話帳に登録しておけばなお安心ですね。
今時公衆電話はほとんどないので、あてになりません。
気付いた時にすぐ連絡して、次に取るべき行動を明確化すれば、解決されるトラブルもあるかもしれません。
貴重な通信手段になるので、ポータブル充電器をカバンに入れて置き、まさかの充電切れにも対応できるようにしておきましょう。
最後にお弁当についてですが、種類と量の2つに分けて説明します。
種類についてですが、この日だけはこってりしたものは避けましょう。
センター試験2日目の夜に家系のラーメンで、満足するまで食べまくるという約束を自身と結び、おにぎりやサンドイッチで我慢するのが無難です。
バナナやミカンといったフルーツも良いでしょう。
量については、普段の半分かそれ以下で十分です。
空腹状態の方がむしろ頭はよく働くからです。
まして極度の緊張状態の中で、そこまで空腹感に襲われるとは思えません。
センター試験当日に体調不良になったら?
「本人の判断」としかこれは言いようがありません。
「もうだめだ・・・」と思えば、速やかに試験管に申し伝えましょう。
医師の診断書があれば、未受験の科目を追試で受けることができる可能性が残されています。
ヤケクソになって周囲に当たり散らしたり逆に塞ぎ込んでいる暇があれば、速やかに病院へ行きましょう。
ただし、追試は本試験より難易度が高めになる傾向にあるので、その点だけは留意しておきましょう。
・胃腸薬
・生理痛止め
・頭痛薬
これぐらいは常備しておけばいざというとき休憩時間に飲んで乗り切るといったことも可能かもしれません。
※ただし、これはあくまで個人の判断に基づいて行ってください。当サイトは受験を強行したことによる一切の責任を負いかねます。
センター試験前日に体調を万全に整え、その状態を2日目の終了時まで維持することができればそれに越したことはありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
必死の思いで受験勉強に励んできた人にとって、このセンター試験は本当に貴重な2日間だと思います。
この貴重な機会を無下にしないためにも、体調管理は日ごろから気を付け、できることなら、試験が行われる朝の時間帯に合わせた行動スケジュールの組み立てを心がけましょう。