節分シーズンになると、豆と一緒に店頭に並ぶのが恵方巻。
年によって方角が変わり、いろいろと注意しなければいけないことが多いので、1度恵方巻のルールについておさらいしてみませんか?
絶対やってはいけない恵方巻の食べ方
・恵方と異なる方向を向いて食べる
神様がいる方向と違う方向を向いて食べるのはルール違反です。
「神様はこの私だ!」と言わんばかりの考えをお持ちの方はどの方角を向いて食べても問題ないでしょうけど・・・。
恵方を向いても、チラチラとほかの方角をよそ見するのはNGです。
・喋りながら恵方巻を食べる
恵方巻は黙々と食べましょう。
話すとご利益が逃げてしまうからです。
恵方巻を食べる前後に関しては、縛りはないので、食中だけは静かに食べ、ご利益を少しでも増やしましょう。
・恵方巻を小分けにする
食べづらいことを理由に切ってしまう方もいますが、こちらもNGです。
とはいえ、あまりに太いサイズの恵方巻だった場合、一気に食べようとすると、喉に詰まらせる危険もあります。
ご利益を享受するためにやったはずが、救急車を呼ぶような騒ぎになってしまったら、本末転倒ですよね?
そのため、最初にお伝えしたことと矛盾しますが、お店で買ってきた恵方巻が太すぎる場合は、無理せず小分けにしましょう。
「どうしても一気に食べたいんだ!」という熱意に溢れた方は、ご自身で細いサイズの恵方巻を作ると、無理せず食べられるので、1度作ってみてはいかがでしょうか?
恵方巻を食べて願いは叶うのか?
・恵方巻を食べている間は話さない
・恵方巻を一気に食べる
この3つが順守できれば、願いはかなうとされていますが、あくまでも風習の話です。
願いが叶わなかったことによる責任は負いかねますので、ご了承ください。
ただし、ちょうどこの時期は新年に目標を立ててから1か月が経過した時期です。
目標の内容を思い出すという意味でも、ここで振り返りの場を持つとより達成意識が高まるので、結果として願いは叶いやすくなるという考え方は一理あります。
恵方巻を食べる時間帯は?
特にこの時間帯に食べないと願いが叶わない!といったことはありません。
ただ、一般的には夕食のタイミングで食べることが多いです。
家族の誰かがスーパーで恵方巻の出来合いか材料を買って、それを家族で食べるという流れが多いです。
事前に家族へ伝えておかないと、必要以上に恵方巻が揃ってしまうというアクシデントもあると思うので、買う人は事前に決めておいた方が安心かもしれませんね。
まとめ
「そんな迷信あてにならないでしょ!」と思われた方も実際いらっしゃると思いますが、日本の古き良き風習です。
1度騙されたと思って、正しい恵方巻の食べ方を実践してみてはいかがでしょうか?