女の子であれば1度はあこがれる雛人形。
しかし、その大きさは両手で抱えられるサイズから、男性の身長を超えるものまで多様です。
買った後に後悔しないためにも、雛人形の大きさや相場、収納方法について予習しておきましょう!
雛人形7段飾りの大きさは?
親王飾りや3段飾りと比べると、7段飾りは突出して大きいです。
雛人形で有名な久月の7段飾りは間口120cm、奥行き152cm、高さ174cmとなっています。
1か月程度しか飾らないものとしてはかなり大きいですよね。
家具と言っても過言ではありません。
七段飾りを購入する際は、子供の成長とともに、それが邪魔にならないかをしっかり確認してから購入しましょう。
万が一、七段飾りが邪魔に感じられてしまった場合は一段にリメイクする方法もあります。
ただし、七段はそんなに安いものではないので、いつまでも7段のままで飾り続けたいものです。
雛人形7段飾りの相場は?
大きさによってピンからキリまであります。
・親王飾り
最上段の内裏雛とお雛様のみを飾るスタイルです。
雛人形の中では最もシンプルでコンパクトなタイプです。
相場は5万円から20万円程度で、とりあえず形だけでも雛人形を飾っておきたいという家庭にはおすすめです。
・3段飾り
お殿様とお姫様に三人官女が付いた飾りです。
1段だけじゃ物足りないけど、大きさや価格的に7段はちょっと・・・という家庭にお勧めです。
相場は8万~30万です。
・7段飾り
雛人形と聞くとまず真っ先に思い浮かぶ、最も豪勢なタイプです。
役者が勢ぞろいになっている分、大きさや金額もなかなかです。
相場は20万から100万以上で、ブランド物は青天井です。
今後引っ越す可能性のある家庭にはあまり向かないかもしれません。
最も高額な7段飾りであっても、それほどのこだわりがなければ20万程度の予算があれば、十分間に合います。
雛人形の収納方法について
雛人形を購入した際の箱に収納するのが一般的です。
そのため、開封した際に誤って捨てないように気を付けましょう。
また、雛人形は洋服と同じで非常にデリケートです。
雑な保管をしていると、次の年に取りだしたら
・キズが入っていた
・頭が取れていた
なんていうことになりかねません。
損傷したものだけ買いに行くのも手間がかかるので、大事に扱いましょう。
その際に気を付けるべきポイントをご紹介します。
・開封前の状態を撮影する
デジカメやスマホで雛人形を飾る前の箱に入った状態を撮影しておきましょう。
そうすれば、しまう際に「あれ?どこにいれるんだったっけ?」といったことを避けられる上に、無理やり押し込んで破損するといったことも防止できます。
・防虫剤を使う
洋服と同様に、ひな人形も虫食いのリスクがあります。
虫食いに遭った雛人形を飾りたくはないですよね?
まとめ
お店で見たときの印象と家で飾った時の印象が違うというのは雛人形以外でもよくあることです。
誰が飾りつけや片付けをするか、収納場所をどう確保するかなどで後々家庭内でもめないためにも、しっかり家族で話し合いましょう!