卒園・卒業式や入園・入学式、結婚式といったお祝い事でしばしば目にするコサージュ。
しかし、いざ自分で付けてみようとすると、案外正しい付け方がわからないものです。
誤った付け方をしてしまうと、そのまま記念写真に残ってしまうので、下手すると一生の恥を残すことになります。
そのような失敗を引き起こさないためにも、今回はコサージュの正しい扱い方についてご紹介します。
コサージュの付け方 きれいに見える向きとは?
茎がある場合は、茎が下で花が上になるように付けるのが基本です。
茎がない場合は、どの向きでも問題はありませんが、他人から見た時に綺麗に見えるよう、トイレの鏡などを使って調節しましょう。
また、小さな花をまとめたようなカジュアルなコサージュであれば茎を上にして花を下にしても構いません。
コサージュの付け方 選ぶべき色とは?
コサージュであれば何でも良いという訳ではありません。
やはり卒業式というイベントに合わせて色も選ぶ必要があります。
ここでは、卒園式にふさわしい色、ふさわしくない色をご紹介します。
・卒園式に相応しくない色
色が濃く、主張の強い色は基本的にNGと思っていただいて構いません。
例えば赤なんかがその典型的なNG色です。
また、黒はお葬式をイメージさせてしまうのでこれもダメです。
服装も同様で黒のスーツに黒のインナーだと、素材によってはこれから斎場へ向かう人と勘違いされかねないので気をつけましょう。
その他にもオレンジや青等いずれも濃い色の場合は避けましょう。
薄い色であれば大丈夫です。
・卒園式に相応しい色
卒園式や卒業式は別れのイベントであるため、入園式や入学式と比べると服装は暗めになりがちです。
そのため、コサージュの色はアクセントになるためにも多少明るめにするのがポイントです。
しかし、いくら明るめとはいえ、前述のような派手な色はやり過ぎです。
具体的にはベージュ色や薄いピンク、水色、白寄りのシルバー等パステルカラーがおすすめです。
コサージュの付け方 正しい位置?
コサージュを付ける位置は、襟のある服装とそうでない服装によって異なります。
・襟がある服装の場合
着用されている服にきちんとした襟がある場合は、襟に着けましょう。
襟がないor襟はあるけども小さい場合この場合は鎖骨のあたりに着けましょう。
いずれにしても、胸より高い位置にコサージュを付けることがポイントです。
相手の目線を高くすることで、自身の見栄えが良くなるからです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
コサージュ1つ取っても、TPOに応じて適切な色を選ぶ必要があります。
最低限のルールさえ守れば、あなたの印象を沸き立たせる素敵な脇役になるので、コサージュは是非活用してみてください!