オープンキャンパスや学生が作った情報誌などでよく見聞きする「追いコン」。
「オワコン」の派生語か何かと想像されている方もいるかもしれませんが、それは違います(笑)
※オワコン・・・一時流行っていたものが廃れ、ユーザーに見捨てられたもの
今回は追いコンがそもそも何の略なのか、具体的に何をするのかぶっちゃけつまらないのかといった点をお伝えしたいと思います。
大学でよく聞く追いコンとは?
サークルやゼミにおいて、その年に卒業する先輩を送り出す会のことです。
学士課程であれば、4年生で修士課程であれば2年生が対象になります。(一部の大学や学部によっては違う場合があるので、確認してみてください。)
特別なイベントであるのは確かですが、普段の飲み会が少し豪勢になったものと考えてもらえれば大丈夫です。
飲み会との1番の違いは、会の「初めの挨拶」や「終わりの挨拶」、「卒業生からの言葉」など別れを意識させるような要素が多く含まれていることです。
思い入れのある人にとっては、感動的なイベントになることは間違いないでしょう。
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追いコンって何の略?英語にすると?
追いコンとは、「追い出しコンパ」の略です。
実はまだ省略されており、追い出しコンパニーが正式な名称です。
「コンパニー」とは、英語で交際や交友という意味があります。
そこから派生して、「仲間との親睦を目的とした飲み会」という意味がになりました。
ちなみに、「合コン」は合同コンパ→合同コンパニーの略です。
追いコンを英語にすると、フェアウェルパーティー(farewell party)「お別れ会」という風に表現できます。
「追いコン=つまらないイベント」ってよく聞くけど・・・
先輩に聞くと、「追いコンはつまらない」というセリフを聞くことがあります。
しかし、このセリフを鵜呑みにするのは大変危険です。
追いコンが楽しいイベントになるか、そうでないかはどれだけ日頃からサークルやゼミといったコミュニティと楽しく接してこれたかにかかっていると言っても過言ではありません。
そのような思い出を作るためには、最低限「コミュニティに顔を出す」ということをしなければ、思い入れなどできるはずもありません。
追いコンに行く気が失せてしまう最大の要因は、「普段全く顔を出さないのに追いコンの時だけ顔を出すことに対する後ろめたさ」が多いです。
つまり、追いコンを楽しむためにはまず顔を出さないといけません。
日頃から顔も出したくないくらいつまらないサークルは辞めたほうが良いでしょう。
追いコンの時だけ参加して、まともに面識のないひと達と楽しめる確率は低いです。
そもそも、それだけ容易に周囲の人と打ち解けるような人は、普段から集まりに参加しているはずです。
打ち解けられないが故に、集まりに参加することを避けるわけですから追いコンでも打ち解けられないでしょう。
そういった意味では、定期的な集まりに参加したいと思えるサークルやゼミに入るのがとても重要ですね。
友達が入ったからなどといった安易な理由で決めてしまうと、失敗することもあるので、しっかり自分の意見を持ちましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
途中からサークルの話に脱線してしまいましたが、コミュニティ選びは非常に重要です。
どうせ追いコンに出るなら、心の底から先輩の門出を喜べる環境で楽しみたいですよね。
ゆくゆくはあなた自身も送り出される立場になるのですからそれを意識したサークルやゼミ選びを心がけましょう。