今回は下準備はきちんとできた前提で、追いコン当日にやるべき幹事のお仕事についてご紹介します。
出欠確認と会場の手配さえできてしまえば、やるべきことは「盛り上げる」、これに尽きます。
いかにして場の雰囲気をしらけさせることなく、スムーズに始めの挨拶と締めの挨拶を切り抜けるかについても併せてご紹介します。
※前回は追いコン当日までに幹事がやるべき仕事についてご紹介しました!。
参考記事:追いコン幹事の仕事とは?費用や案内メールの書き方
追いコンの幹事が当日にやるべきお仕事とは?
前述の通り、追いコン当日における幹事のお仕事は盛り上げることです。
しかし、こういった行事ではアクシデントはよくあります。
例えば、ドタキャン。インフルエンザなど、参加することでかえって迷惑のかかるような事情があれば、仕方ないですよね。
しかし、何となく気乗りがしないからといった理由で、ドタキャンをされると、そのキャンセル料を参加者に負担を強いることになります。
参加したほうからすれば迷惑極まりないです。
このような不満要素を増やさないためにも、事前にキャンセル規定を作っておきましょう。
また、人数が変われば、料理の量も変わるので、急いでお店に連絡しましょう。
参加するかしないか怪しい人は、欠席連絡が来るのを待つのではなく、こちらから「今日の追いコン来れるよね?」といったメッセージを送っておいたほうが、開始時刻になっても現れないという最悪の事態を避けることができます。
筆者が幹事をやった時は1名が開始直後に遅刻するといった旨のメッセージが来た後に音信不通になるということがありました。
もうこれは最悪ですね。結局人数変更もできず、欠席者の分は先生に支払っていただきました。
欠席者に対しては怒りを覚えましたし、先生に対しては申し訳無さでいっぱいでしたし、何ともいえない気分でした。
元々欠席グセのある人だったので、個人的にLINEでしっかり話をしておくべきでした。
このような事態にならないように、幹事の皆さんは気をつけましょう。
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余興以外で追いコンの場を盛り上げるには?
盛り上げるには余興や一発芸がメインだとは思いますが、全員が全員そういったネタを得意としているとは限りません。
体育会系のサークルならまだしも、ゼミであればなおさらです。
ここでは余興以外で追いコンの場を盛り上げるためのアイディアをいくつかご紹介します。
・寄せ書き
お別れ系のイベントではよくある鉄板プレゼントネタです。
ありきたりな感じがしますが、貰い手としてはかなりうれしいです。
追いコンが終わった後も惜別の言葉をじっくり見ることができるのは寄せ書きならではの特徴です。
ただし、先輩の人数があまりにも多い場合は書き手の労力がかなり多くなってしまうので、計画的に作業を進める必要があります。
また、誰かが寄せ書きの色紙をずっと持ったままで、ほかの人が書けずに刻々と時間が過ぎてしまうということもよくあるので、間に合わなくなる前に催促しましょう。
そして、先輩との交流があまり多くない場合、メッセージがかなりありきたりなもので埋め尽くされてしまう場合があるので、そちらも注意が必要です。
・メッセージビデオ
寄せ書きの動画版と思ってもらえれば大丈夫です。
文字だけでなく、映像も加わるので、より先輩に感動を与えることができます。
歓迎会や合宿、普段の活動などで撮った写真や動画を加工してスライドショー形式で流すと、印象に残るでしょう。
また、LINEやメールで添付すれば全員共有できるので1度作品を作った後の複製は非常に楽です。
ただし、最低限の動画作成スキルと、出演者である後輩のスケジュール調整をしないと、誰かが出演できないという事態になりかねないので、その点は入念に行いましょう。
始めの挨拶と締めの挨拶はどうする?
追いコンだからと言って、そこまで長い時間話す必要はありません。
飲み会の延長線上程度に考えてよいでしょう。
・乾杯の挨拶
あまり気負って、長文を読み始めたりすると「早く乾杯してくれよ・・・」といった雰囲気になりかねません。
ビールの泡がすべて消える前にサクッと乾杯の挨拶を済ませましょう。
具体的にどのように伝えればいいのでしょうか
?
祝福の言葉と感謝の気持ち、卒業生へのエールという3つさえ組み込めば、まず大失敗はあり得ません。
先輩方の皆さま、本日はお集まりいただきありがとうございます。
また、このたびご卒業おめでとうございます。
●年間、先輩方には大変お世話になりました。
この場をお借りして御礼申し上げます。
(追いコンが3月の場合)来月から新たな一歩を踏み出す先輩方を
心より応援しております。
卒業後もお時間のある時はぜひ遊びに来てください!
それでは、先輩方の卒業を祝して乾杯!!
というのが非常にシンプルなパターンです。
あまりにも簡素過ぎるということであれば、話し手の思い出エピソードを完結に話すとなおよいでしょう。
しかし、目の前に人数分のお酒がすでに用意されているわけですからお預けはほどほどにするようにしましょう。
・締めの挨拶
乾杯の挨拶は空腹状態で、目の前に食べ物や飲み物があるので、手短にということをお伝えしました。
締めは締めで、皆さんそれなりに酔っているはずです。
人によっては話など上の空で爆睡されているかもしれません。
そこまで真剣に耳を傾けられる人はそんなに多くはないので、気楽にかつ手短に話しましょう。
最後は先生の話を入れると、ドッと盛り上がるかもしれません。
円もたけなわですが、これにてお開きとさせていただきます。
繰り返しにはなりますが、先輩の皆さまこのたびはご卒業おめでとうございます。
また、お忙しい中お集まりいただきありがとうございました。
最後に先生より一言いただきたいと思います。
(先生の話)
先生ありがとうございました。皆様のおかげで素晴らしい会にすることができました。最後は一本締めで締めくくりたいと思います。
(一本締め)
それでは皆様お疲れ様でした!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
当日の流れを把握してしまえば、幹事はそんなに恐れるような仕事ではありません。
ただし、はじめの言葉と締めの言葉は、場慣れしている人以外事前準備は必須です。
その場で何とかなるだろうなどと思っていると、いざ話すときに頭が真っ白になってしまい、場が凍り付くなんていうこともありますので、注意が必要です。
先輩から感謝され、同期や後輩に尊敬される幹事を目指しましょう!