最上級学年であれば多くの人が参加することになる卒業式。
同じゼミやサークルの人たちと思い出を作る最後のチャンスであるため、卒業式は感動的なイベントになります。
しかし、その一方で様々な理由で卒業式に参加したくないと思う方がいるのも現状です。
本当に欠席しても後悔しないか、休む人の多くが抱える共通の理由卒業証書は後日受け取れるかについてご紹介します。
大学の卒業式を欠席して後悔しないために
説教がましくなるのは承知のうえでお話します。
卒業式はあなた1人だけのためのものではありません。
両親や祖父母、親戚といったあなたの周りにいる人達にとっても、卒業式は記念すべき1日となります。
大学院への進学を希望しない限り、これが最後の卒業式です。
本当に自分の都合で欠席してしまってもいいのか今一度考えてみてください。
卒業式自体は大して時間はかかりません。
むしろその前後における友人や先生との記念写真を撮る時間の方が圧倒的に長いです。
極端な話、卒業式開始ギリギリに行って終了直後にサッと会場を出てしまえば、それはそれで立派に卒業式に参加したことになります。
両親などの周りからすれば、形だけでも参加して欲しいというのが本音だと思います。
直行直帰でもダメか検討してみてはいかがでしょうか?
大学の卒業式を欠席する人の理由とは?
悩みの種類や規模の大きさは人それぞれです。
しかし、たいていの人が人間関係におけるトラブルを理由に欠席することが多いです。
・教室で一緒に授業を受ける人がいなかった
・昼休みはいつも一人だった
・大学の先生との相性が合わなかった
などなどの嫌悪感や疎外感が卒業式から足を遠のかせます。
大学の卒業式を欠席しても卒業証書は受け取れる?
原則として、卒業証書は後日大学で受け取ることは可能です。
ただし、万が一卒業要件の中に「卒業式に参加すること」等を条件として掲げている場合は、そもそも卒業が認められない場合があるので、気を付けましょう。
一方で卒業要件に卒業式の出席など一切かかれていないにも関わらず卒業式に出席しないと、卒業させないぞ!などということを吹っかけてくる人がいたら、即座に教務課に相談しましょう。
一歩間違えれば脅迫です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
皆さんの大学生活があなた1人だけのものではないということをご理解いただけましたでしょうか?
卒業式は両親をはじめとした周囲の人への感謝の気持ちを表す場でもあるのです。
会場では無理に反りの合わない人と談笑する必要などありません。
最低限やることを済ませ、利害関係者にきちんとお礼さえ述べれば十分です。
社会人になると、やりたくないことは山のように出てきます。
それにぶつかるたびに避けていたらキリがありません。
卒業式を良い練習の場にしてみてはいかがでしょうか??