冬の時期は空気が乾燥していて、唇が乾燥しやすいですね。
唇の乾燥に悩んでいる方がかなり多いと思います。
私事ですが、筆者も唇がよく乾きます。
そこで、今回は
・唇の乾燥
・唇の感想と栄養の関係性
・唇の乾燥対策
についてご紹介します。
唇の乾燥に関する知識が曖昧になっている方は、ここで一度確認しておきましょう。
唇の乾燥と荒れの原因は?
唇の乾燥は、湿度が低いから自然となってしまうものだと考えられがちですが、自らの行動で唇を乾燥させてしまう事があります。
それは無意識にしている事ですが、舌で唇をなめてしまう事です。
唇を潤おわせようと舌で唇をなめてますが、舌には唾液がついており、唾液は消化酵素と塩分の成分が含まれているので、かえって唇を乾燥させてしまいます。
また唇には自力で水分や油分を補う事はできないので、さらに唇の乾燥を助長させる結果となります。
したがって、舌で唇をなめるのは今すぐやめましょう。
恐らく無意識にやってしまうことだと思うので、すぐにやめることはできないと思いますが、今から意識的にやめるように心がければなめる回数は減っていくことでしょう。
さらに、口呼吸も唇の乾燥の原因になります。
口呼吸は自分の呼吸で唇か乾かせてしまいます。
鼻づまりで鼻呼吸ができない時は口呼吸をしがちです。
起きているときならまだしも、寝ているときは意識的に口を閉じろと言われても閉じることができません。
筆者は慢性の副鼻腔炎を患っているので、風邪をひいていなくても口を開けて寝てしまうことが多いです。そのためしばしばのどを痛めます。
即座に鼻呼吸へ切り替え、定着させることは難しいと思いますので、マスクを付けるなどして、唇の乾燥を防ぎましょう。
唇の乾燥と栄養不足との関係は
唇の乾燥の原因は日常の行動だけではなく、栄養にも原因があります。
食事を摂る機会がまちまちになっていたり、栄養バランスを考えない食事ばかり取っていると唇の乾燥に悪影響をもたらします。
筆者の友人Aは1日、3食こそ食べていたものの、その中身は惨憺たるものでした。
コンビニのおにぎりやカップラーメン、ポテトチップス、マックのハンバーガーにポテトフライ・・・。これではいくら3食取っているとはいえ、栄養バランスが整っているというにはほど遠い状態ですね。
スナック菓子のような食べ物は、唇への刺激物(油や塩や調味料)が含まれているので、唇の乾燥をさらに悪化させてしまいます。
スナック菓子愛好家の方から、いきなりスナック菓子を取り上げるのはいくらなんでも酷だと思います。
そのため、食べることは止めませんが、食べ終わったらウェットティッシュなどできれいに唇と唇の周りを拭き取りましょう。
これまで栄養栄養と言ってきましたが、その中でもビタミンB2の不足は唇の乾燥を改善させていくにあたって欠かすことができません。
ビタミンB2にはおもにに、皮膚や粘膜を良い状態で維持させる効果があります。
そのため、ビタミンB2が不足すると、唇が乾燥しやすくなります。
ビタミンB2の取り方については次の章でご紹介します。
唇の乾燥と荒れ対策
唇の乾燥対策①「ストレスをためこまない」
ストレスを必要以上に抱え込んでしまうと、唇の抵抗力が落ち、唇の乾燥以外にもアレルギーや感染症にかかりやすくなります。
ストレス社会と呼ばれる今日の日本において、ストレスフリーで生きるなどまず不可能な話だと思います。
しかし、そのような環境下でも極力ストレスを増やさないよう、日常的に体を動かしたりするなどして、ストレスを発散すると良いでしょう。
唇の乾燥対策②「ビタミンB2の摂取」
前回の章でも登場したビタミンB2.唇を乾燥から守るうえで欠かすことのできない貴重な栄養素であることは、ご理解いただけたと思います。
ここでは具体的にどうビタミンB2を摂取すればよいのかについてご紹介します。
・卵
・うなぎ
・レバー
・納豆
・ほうれん草
それらの食品を意識して多く取るように意識しましょう。
もしご自身で食事を作る機会がないなどといった理由で、ビタミンB2がなかなか摂取できない場合はサプリメントから摂取するという方法もあります。
唇の乾燥対策②「白色ワセリンの活用」
しつこい乾燥唇をお持ちの方の中にはリップクリームを塗っても改善しないケースがあります。
そんな時は白色ワセリンを活用しましょう
白色ワセリンは薬局で安く買うことができます。
オンラインでも購入可能です。
白色ワセリンの効果を最大限高めるコツはお風呂上がりにすぐ塗ることです。
そしてお風呂上がりのみならず、何度も塗って唇が空気に触れないように心がけましょう。
お風呂以外では唇の表面が一瞬たりとも、空気に触れないように(というイメージです)一日、何度も塗ります。
リップクリームをいくら縫っても効果がなかった方にははおすすめです!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
唇は単に外の空気が乾燥しているからという理由でバキバキになるわけではありません。
あなたの日ごろからの食生活に大きく左右されます。
リップクリームやワセリンを使って乾燥を防止することも重要ですが、今一度自分自身の生活を振り返ってみましょう。