第二世代抗ヒスタミン剤の代表格ともいえるアレグラ。
ザイザルと比較されるかも多いのではないでしょうか?
効果が出たと喜ばれている方がいる反面、あまり効果を感じられず紋々とされているという声も聞きます。
そこで今回は
・アレグラの副作用の内容や頻度、確率
・アレグラが効かない場合の対処法
についてご紹介します。
アレグラは花粉症に効くのか?
そもそもの話ですが、アレグラは結論から申しますと、非常に花粉症に効果的な薬です。
スギ・ヒノキの花粉が原因とした鼻水や鼻づまりに効果を発揮します。
花粉症以外にもダニやハウスダストを原因とした鼻のトラブルに効果的です。
またよく比較されるザイザルとの大きな違いは、病院でも薬局でも手に入るところです。
病院で処方されるのがアレグラで、薬局で買えるのはアレグラFXなので、厳密には全く同じものではありませんが、同様の効果が期待されます。
病院で処方されるアレグラにはダニやハウスダストを原因とした皮膚疾患にも対応しています。
そういった意味では病院で処方されるアレグラの方が上位版と言えるでしょう。
アレグラの効果が表れるのは、服用から30分後で、2時間後が最も花粉症に効果的です。
10時間後には効果が薄れるので、単純計算すると約10時間おきに1回ずつ服用すれば、1日花粉症の症状を抑えられることになります。
ただし、効果の持続性には個人差があるので、その点は頭の片隅置いておいてください。
アレグラは副作用で頭痛が起きる?
第二世代抗ヒスタミン剤であるアレグラは、比較的副作用の出にくいことで有名です。
ただし、誰でもいつでも全く出ないかというとそうではないのが現実です。
人によってはほかの抗ヒスタミン剤でありがちな眠気や、頭痛、吐き気倦怠感といった症状に見舞われる場合があります。
本人が服用してみるまでは、副作用が出るか出ないかを判断することはできませんので、まずは試してみて何か体の調子がすぐれないと思ったら速やかに病院へ行きましょう。
特に市販のアレグラFXの場合は、元々が医師による処方ではないので注意が必要です。
アレグラでも花粉症に効かないことがある?
抗ヒスタミン剤は評判よりもその花粉症患者との相性に左右される部分があります。
そのためいくらほかの人が効果的であるからと言っても自分自身に効果があるとは限りません。
効き目が弱いと感じた場合に実践していただきたいことがあります。
それは食前にアレグラを服用することです。
お腹が空いているときに服用することで、食後よりも吸収率が高まると言われています。
もともと、アレグラ自体がそれほど強力な薬ではないので、効果がイマイチ感じられないときはぜひ試してみてください。
とにかくアレグラよりも効果が強めの薬が欲しい場合は、ザイザルを試してみましょう。
ただし、ザイザルは病院でしか処方されないのでその点は留意しておいてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
副作用が出づらい第二世代抗ヒスタミン剤でかつ、市販薬も売られているということもあり、アレグラは非常に身近な商品です。
ただし、万人に効果が出るという訳ではないので、医師や薬剤師と相談しながらあなたにあった抗ヒスタミン剤を探してみてください。