みなさん、ひな祭りの由来を知っていますか?子供のための行事だから、私には関係ないと過ごしていませんか?
いえいえ、大人になっても楽しめること、たくさんあります!
これを読んだら、早速今年のひな祭りの予定を組みたくなること間違いなしですよ。
ひな祭りの始まりは老若男女の無病息災?
ひな祭り・桃の節供は300年頃、古代中国から始まったといわれており、遣唐使が日本に伝えたといわれています。
昔から季節や物事の節目には災いをもたらす邪気が入りやすいと考えられていたり、春先に農作業をはじめるにあたり、物忌み、禊などを行い穢れを払う行事であったといわれています。
人形はもともとこの汚れをうつして川などに流す「形代」として使用されていました。
そのため、昔は老若男女を問わず皆の幸福を願う行事として執り行われていました。
やがて、古くから日本では紙でつくった人形を川に流す「流し雛」が行われるようになり、人形に自分の穢れを移して身代わりにし、水に流して厄を祓っていました。
そうして、雛人形は子どもの身代わりとなり、事故や病気から守ってくれ、子どもの健やかで幸せな成長を祝うために飾る、といった意味合いが込められているのです。
さらに昔上流階級で人気だった「ひな遊び」(または「ひいな遊び」)は、小さな人形などで遊ぶおままごとなどに使ったもので、それらが受け継いで、ひな祭りには女子の健やかな成長を祈る行事となり、ひな人形も様々な進化を遂げ、現在の形になったわけです。
みんながしてるひな祭りって?
さて、ひな祭りにすることといえば、ひな人形を飾ったり、ちらし寿司やあられを食べるということくらいしか思いつきませんが、皆さんは何をして過ごしていますか?
最近よく耳にするのが、お友達やその子供たちを招いてのパーティーです。
ひな祭りにちなんだお料理には、ちらし寿司、はまぐりのお吸い物、ひし餅なんかが挙げられますが、その他にもピンク、白、グリーンを使って彩りにも気をつけると、よりひな祭りらしさが増します。
例えば、上述した定番のメニューの他にも、海老クリームパスタにカイワレをトッピングしたり、サーモン・クリームチーズ・アボカドを使ったオードブルなんかはパーティーに喜ばれそうですよね。
大人も楽しいひな祭り限定のイベントって?
ひな祭りと聞くと「子供のためのお祝い」とイメージする人が多いと思います。
私もそうでしたが、実は近年日本全国でひな祭りのためのイベントが増えてきているのをご存知ですか?
その1・江戸流しびな
これは有名なので、知っている方も多いと思います。
上述した日本古来の伝統行事です。近くで感じてみるのも、趣があって良いですよ。
子供と一緒に行ける体感できるという点でも、おすすめです。
その2・ひな祭り限定スイーツ
よく目にするのはデパ地下ですね。
イチゴを使ったケーキをはじめ、ピンク色が目立つスイーツがたくさん並ぶこの時期だけの限定商品は目移りしちゃいますね。
ひなあられもたくさん種類がありますが、ちょっといいものに挑戦してみるのも、デパ地下ならではの楽しみです。
その3・ホテルで楽しむひな祭り
京王プラザホテル(東京 西新宿)では、ひなまつりの壮大な装飾展示とレストランでの特別メニューを舌鼓できるイベント「ホテルで楽しむひなまつり~時空を超えて受け継がれゆくつるし飾りと盆栽の心~」が開催されるそうです。
大スケールの展示物で歴史を感じ、ホテル限定特別メニューでお腹を満たすひな祭りも、なかなか味わえない大人の楽しみ方です。
他にも、多くのレストランでひな祭り限定メニューやスイーツをうたっているお店が増えてきました。
ぜひ、あなたのお近くでも探してみてください。
まとめ
私は、今までひな祭りという行事をしっかり考えたことがなかったので、今回起源などを調べていく上で、とても古い歴史があることに驚きました。
さらに、大人になってこの日に特別何かをするということがなくなったので気にしていませんでしたが、毎年違うレストランで特別メニューに挑戦!という目標を立ててみるのも楽しいかもしれませんね。
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