小学校の入学準備で必要なものの中に、絵の具セットがありますね。
学校によって指定のもの、斡旋しているものがあるなど様々です。
そこで、今回は自分で揃える必要のあるお母さんたちに、絵の具セットの選び方、おすすめをご紹介します。
小学校入学で必要な絵の具セット、おすすめは?
もし、学校指定のものがなければ自分で用意しなければなりません。
しかし、いざ店舗へ行ってみると今はたくさんのメーカーから絵の具セットが販売されています。
日本メーカーのサクラクレパスやぺんてるを始め、海外メーカーで比較的安価で購入できるホルベインなど、様々な絵の具に困惑してしまいます。
<そこで、オススメは・・・?>
こちらでは、小学生でも使いやすいように設計されている絵の具について、サクラかぺんてるをお勧めします。
その理由は、ターナーやホルベインなど海外メーカーのものは、どちらかというとプロ向け絵の具です。
そのため、大人は絵の具を口に入れることはまずないので、顔料にはわずかながら毒性のある成分が含まれているものもあります。
しかし、小さい子どもは誤って口に入れる可能性も考えられます。
また、ホルベインは発色の鮮明さで人気のあるメーカーですが、マットな感じが強い透明水彩絵の具です。
小学生には塗り直しもしやすい「半透明水彩絵の具」が主流ですので、絵の具そのものの良さは置いておいて、扱いやすさを重視した方が良いでしょう。
・半透明水彩絵の具
・安全なもの
小学校で必要な絵の具セット サクラクレパスの特徴
小学校で主に扱われているものの一つに、サクラマット水彩があります。
同社によると、この不透明水彩絵の具は、学童用に開発されたということです。
<その特徴は?>
水を多くすれば透明調になり、少なくすれば不透明調にもなるという、失敗を恐れず自由に描ける!という点にあります。
不透明調になるとは、どういうことか?
と言うと、ムラなく塗ることができる上に、失敗しても重ね塗りして修正しやすいということです。
<チューブの違い>
同社は、ラミネートチューブを採用しています。
これは「小学生の小さな手でも絞り出しやすい」という視点で開発されたものです。
お子様ものびのびと作品作りに取り組めそうですね。
サクラクレパス EMW12 水彩絵の具 マット水彩12色 ラミネートチューブ入り
絵の具セットは小学校に必須 ぺんてるの特徴
小学校で取り扱いが多いもののもう一つに、「ぺんてるエフ水彩」があります。
こちらも、上述のサクラのものと似たような特徴をもっています。
<その特徴は?>
はっきりしたマットな色合いも、「にじみ」を効かせた繊細な色合いも出せる!という点です。
同社によると、透明・不透明も思いのままに描ける上、色のり・発色も良いとのことです。
<チューブの違い>
ぺんてるでは、同じ「エフ水彩」でも、ラミネートチューブの他にポリチューブも採用しています。
ポリチューブも、弱い力でも最後まで絵の具を絞り出しやすいという点ではラミネートチューブと同じですが、その違いは、「らくらく開閉」にあるということです。
ふたがパチっと開けられるタイプで、片手がパレットでふさがれていても、もう一方の手で簡単に開けられます。
また通常は細口になっているので、出し過ぎの心配もありません。
反対にキャップ自体を外せば太口にでき、多く絞り出すことができるなど細かい配慮がされています。
ぺんてる エフ水彩 ポリチューブ入り 15色
まとめ
最近は各社、絵の具セットを入れるバッグの色や飾りが豊富ですが、こればっかりは使う本人の希望を尊重してあげるのが一番です。
学校で扱っている絵の具の種類だけ聞いておいて、それと同じものを購入し、バッグは子どもの好きなものにしてあげれば喜んで使ってくれます。
また、周りの子が学校斡旋のものを使っているのに自分だけ違うと、その周りとの違いに辛くなる子もいるので、その学校での主流の絵の具セットを聞いてみるのも大切ですよ。