入学祝いをもらって、何をお返しにしよう?と悩む方も多いと思います。
しかし、入学祝いに対するお返しは、実はしなくても良いのです。
そもそも入学祝いは実際に入学するお子さんへのお祝いです。
まだ収入のない子供には、お返しする義務はないと言われてきました。
そうは言っても、頂いて何もしないのは失礼な気がしますよね?
そこで今回は、相手別のお返しの仕方と相場、のしの書き方をご紹介します。
入学祝いのお返しのマナーとは?
では、マナーは?と聞かれると「お礼」するというのが正しいのかもしれません。
早速、相手別にどのようなお返しをするのが良いのかを見ていきましょう。
・祖父母・・・基本的にお礼の品はなくてもOK。後で親と子供からお礼の電話を入れます。
離れて暮らす祖父母には、その後でお礼の手紙を送りましょう。
・親戚・・・お礼の電話をします。その後で、付き合いの程度によってお礼の手紙を送るか、あるいはお礼の品に添え状を付けて贈りましょう。
・ママ友・・・直接会ってお礼しましょう。近くに住んでいない場合は、電話でお礼をした後、お礼の手紙を送りましょう。
後に相手側のお子さんが入学を迎える際には、入学祝いを贈ります。
・友達・・・お付き合いの頻度や金額を踏まえて、お礼の品が必要かどうか考えます。
相手に子供がいる場合はお礼の品に添え状を付けて贈りましょう。
・会社関係・・・お礼の品に礼状を添えて贈りましょう。
上述した「お礼の手紙」は子供に書かせてあげるとたとえ字が上手くなくても、頑張って書いたその心に相手も喜んでくれます。
加えて、親からのお礼の言葉を添えるのもお忘れなく。
会社関係への礼状は、親がきちんとした文体で作りましょう。
その地域や家族の習慣で、お返しの品を贈るのが一般的であったり、気を遣う相手には、品物を贈る方がベターです。
遠く離れた親戚や祖父母には、品物または手紙と一緒に入学式の写真を添えると、元気な姿を見ることができるので喜んでもらえますよ。
入学祝いのお返し 気になる相場は?
では実際にお返しをする際、皆さんどのように選んでいるのでしょうか?
あまり安っぽいものもあげられないし、かえって高価なものを贈っても相手が受け取るのに気を遣ってしまいます。
一般的に言われているのは、頂いたものの「3分の1〜半分」程度の金額のものですが、半額くらいのものを選ぶ人が多いそうです。
人気のある品はスイーツ、コーヒー、洗剤、タオルなどの他に、ギフトカードや商品券も、最近のもらって嬉しいランキングに入ってきているようですが、会社関係には失礼になる場合もありますので、相手によっては避けたほうが無難かもしれません。
入学祝いのお返し のしはどうするの?
紅白の蝶結びののしを使います。
表書きですが、上段には「入学内祝」または「内祝」とし、下段にはお子様のフルネームを書きます。
小学生のお子様の場合は、名前だけ書くのも子供らしさがあって良いですよ。
まとめ
入学祝いのお返しのマナーとして、相場とのしの書き方についてもご紹介しました。
送った立場から見て、忘れた頃にお返しが届くとそれはマナー違反になってしまいます。
入学式が終わった後が最適なタイミングですが遅くても1ヶ月以内には必ず贈るようにしましょう。